ついにサシャをガビがやったことが
ニコロとカヤとサシャの両親にバレてしまいました
まずこの経緯をおさらいしてみたいと思います
マーレ戦争を回想
エレンとジークが首謀者として実行した
マーレへの襲撃
調査兵団としては始祖の巨人継承者の
エレンを失っては洒落にならないので
この襲撃に計画的に参加
兵士ばかりではではなく
多くのマーレ国民が犠牲となる
ガビも親友のウドとゾフィアを失う
エルディア人で戦士候補生だった自分にも
優しくしてくれた警備のおじさんを
戦争の最中サシャにやられてしまう
ガビは復讐心から退散する
エルディアの飛空艇に潜り込み
サシャに仕返しを果たす
次にサシャの人間関係を振り返ります
森で狩人として育ったサシャ
ウォール・マリアの領土を失ったことで
人間と食糧の奪い合いになっていた
父は時代の流れから狩人としては
この先食べていけなくなる
サシャは森を出て新たな道として兵士となる
サシャの世界は広がったが
結局人と争うことになる
調査兵団に入ったサシャは
ウォール・ローゼにある
故郷の森が巨人に襲撃された時
カヤの母親は救えなかったが
命懸けでカヤだけは救うことができた
孤児になったカヤはサシャの両親と
暮らすこととなる
その後サシャはマーレ兵である
ニコロと出会うニコロは兵士でもあったが
料理人でもあった
ニコロの料理を美味しく食べてくれるサシャに
ニコロは生き甲斐を感じ
サシャに特別な思いを抱いていたのかもしれない
この上でThe Final Season13話の
人物描写に入り込んでいきたいと思います
ガビがサシャをやったことを嬉々として語る
それを聞かされたニコロは
完全に我を忘れるほどでした
中身の入ったワインの瓶が
割れるほどの衝撃で殴ってますから
しかもその中身はジークの脊髄液入り
完全に未来を奪う勢いです
ニコロのサシャに対する思いが大きいほど
当然ガビへの憎しみも
比例して大きいということなのでしょう
変わってブラウス夫妻ですが
ショックは隠しきれない
これがノーコンタクトで
今日出会ったやつが娘の仇だったとしたら
ニコロに差し出された包丁で滅多刺しも
あり得たかなと思います
それでも
ブラウス夫妻の大きすぎる愛、優しさ
サシャを悪魔悪魔と連呼するガビを許す
理解しようとする
そればかりかガビの怪我を心配する
ニコロもブラウスさんに包丁差し出すって相当です
料理人としての誇りもどうでもよくなって
自分の料理人としての未来を考える
心の隙間もなかったでしょうから
そういう意味ではブラウス夫妻の行動が
ニコロの未来も救ったのかもしれません
だけどこのまま終わったら
綺麗事を並べた茶番にすぎません
下手したら見るのやめちゃうレベルです
そうならないのが諫山ワールドです
カヤはガビを許さない
当然のことではあるが
両親は理性で本音を押し殺した
カヤの行動は本能的なものであり
言動も行動もブラウス夫妻の
本音の部分をカヤが示したように見えました
ミカサがカヤからガビを守った後
ブラウス夫妻がカヤを抱きしめ
堰を切ったように大号泣をする
そこにブラウス夫妻の人間を見たような気がします
だけどガビにはそれが理解できない
調査兵団がガビをカヤから守ったことも理解できない
島の悪魔がマーレで育った自分より
人間らしさがあるなんて受け入れられない
これを理解してしまうと
受け入れてしまうと
10年ちょっとの自分の人生と
今まで教えてくれた両親や周りの人
これを全部否定することになってしまうと
疑念が湧いたのではないでしょうか?
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